畑から一言


以下は畑が所属しているNPO(福祉と高齢者を考える会 NPOふくてっく)を代表して、一言申し上げます。





私達のNPOは、主に高齢者、身障者の住宅改修をメインに活動しております。

我が国において、2015年には4人に一人、2030年には、3人に一人が65歳以上の高齢者に、また高齢者のうち、75歳以上の後期高齢者が2018年には半分以上になると言われています。
超高齢化がものすごい速度で、進行しています。今後は介護保険負担額が跳ね上がり、自己負担率がアップし、サービス内容は年々乏しくなるでしょう。
介護崩壊、介護難民、介護地獄、認認介護(認知症の親を認知症の娘、息子が介護)、末は介護放棄、介護ストレスによる殺人、孤独死・・・・・がますます増加し、大きな社会問題になるのは間違いないと思われます。
そのような悲劇を少しでも減らすために、我々は提案いたします。

「街(例えば、自治会単位)全体を、一つの“特養”に! 今の住まいを“居室”に見立て、“住宅”に“入所”している高齢者等が24時間、安心して暮らしていける住環境を
創る」
そのためには、まず住宅のバリアフリー化、そして街区の中に24時間対応可能な中核ケアセンターの設立が必要です。緊急ボタンを押せば、ケアセンターから介護スタッフが駆けつけます。各戸の水道メーターの信号をケアセンターに集約すれば、安否確認が行なえます。
現在の地域包括支援センターを充実させるのも一方法かと思います。

特養を一軒建てるためには、建設費だけでも、入所者一人当たり1500万円から2000万円かかります。経済不況、行政財政難において、今後、特養の建設はかなり困難かと思われます。現在、大阪市内での既存の特養では、一施設当たりの待機人数が300~400人という状態です。
一軒の特養で平均年間、3名の空きが出たとしても、現在の待機者だけでも全員が入居するのに、100年以上もかかるということになります。
しかし、高価な有料老人ホームに入居できるのは、限られた富裕層だけです。

霞ヶ関官僚や行政には期待出来ません!我々NPOや地域社会自体が、早急に取り組まなければならないと考えます。
とにかく、一軒でも多くの「住宅のバリアフリー化」が急がれます。



平成19年10月16日
NPO法人ふくてっく理事
畑 俊治

 
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